小さな身体のゆがみが全身に
影響を及ぼす可能性があります
左右の肩や骨盤の高さがずれていることが気になっていませんか。
このような身体のゆがみは、見た目だけの問題ではありません。
放置していると、頭痛や肩こり、腰痛などを招く原因になることがあります。
では、どうして身体がゆがんでしまうのでしょうか。
人間には、「利き手」「利き足」が存在し、内臓の位置関係も左右非対称になっています。
そのため、かならずしも左右の筋肉をバランスよくつかえているとは限りません。
どちらか一方の筋肉ばかりつかっていると、徐々に身体のゆがみが大きくなっていきます。
身体のゆがみを防ぐためには、日ごろからストレッチやケアを行うことが大切です。
こちらでは、身体のゆがみの原因や症状、対処法、予防法についてご紹介します。
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目次
身体のゆがみが不調を
もたらしているかもしれません
日常生活を送っていると、悪い姿勢などが原因で身体がゆがんでしまうことがあります。
身体のゆがみが大きくなると、次のような症状をもたらすことがあります。
- 猫背で深く息が吸いにくい
- 頭を締めつけられるような頭痛がつづく
- ぎっくり腰を繰り返しやすい
- 産後に急激に太ってしまった
- 胃の調子が悪く、吐き気を感じやすい
- スポーツでケガをしやすい
身体のゆがみは
生活習慣によって引き起こされる
身体のゆがみの原因
身体のゆがみは、次のような原因によって引き起こされることがあります。
●不良姿勢
背骨は横からみると、ゆるやかなS字カーブを描いています。
このS字カーブは、身体を支え、地面や重力からの衝撃を吸収するうえで、大切な役割があります。
猫背や反り腰のような不良姿勢をつづけていると、背骨にゆがみが生じやすくなります。
背骨がゆがむと、背骨のS字カーブのはたらきが弱くなることがあります。
また、足を組むくせがあると、背骨だけでなく、骨盤や足にゆがみをもたらす原因にもなりえます。
●かたよった身体のつかい方
身体のゆがみは、かたよった身体のつかい方が原因となることもあります。
私たちには、「利き手」「利き足」というものがあり、左右どちらかの筋肉に負担をかけて活動していることが多いです。
とくに、スポーツをしている方は、片方の手でラケットを振りつづけたり、同じ片足でボールを蹴ったり、一方方向に腰をひねったりします。
このようなかたよった身体のつかい方をしていると、左右の筋肉がアンバランスになってしまい、肩や背骨、骨盤、足などがゆがんでしまうことがあります。
●運動不足
運動不足によって、身体がゆがんでしまうことがあります。
筋肉の一部は姿勢の維持にも関わっているため、運動不足によって筋力が低下すると、体幹を支えることができず、猫背のような不良姿勢になることがあります。
●食生活の乱れ
不規則な食事や暴飲暴食、過剰なダイエットによる食事制限などで、食生活が乱れていると、栄養が不足したりかたよったりします。
その結果、胃腸のはたらきが悪くなったり、筋肉に十分な栄養が供給されにくくなったりして、身体がゆがんでしまうことがあります。
●出産による身体の変化
出産による身体へのダメージは深刻です。
出産によって開いた骨盤は、時間の経過とともに元に戻るのですが、なかには戻りにくい場合もあります。
ひとによっては、骨盤の開きやゆがみが産後に残ることがあります。
身体のゆがみがもたらす症状
身体のゆがみは、次のような症状を招く可能性があります。
●猫背
猫背は、背骨のゆがみの一種です。
なんらかの原因によって、骨盤や足がゆがんでしまうと、その影響が背中に及び、猫背になることがあります。
●頭痛や肩こり
身体のゆがみは、頭痛や肩こりの原因となることがあります。
頭痛や肩こりは、身体のゆがみによって生じることが多いといわれています。
とくに、背骨のゆがみによって、肩まわりの筋肉に負担がかかりやすくなるとされます。
猫背の姿勢は、頭が前に突き出したような姿勢となり、首や肩の筋肉が頭の重みによって引っ張られてしまい、筋肉の過緊張を起こします。
すると、血行が悪くなって頭痛を引き起こしたり、肩こりにつながったりします。
●ぎっくり腰や腰痛
ぎっくり腰とは、急に起こる腰痛全般のことです。
身体がゆがむと、体幹を支える筋肉がこわばりやすくなります。
その結果、重いものを持ち上げた拍子にぎっくり腰を起こしたり、慢性的な腰痛を覚えやすくなったりします。
●産後太り
骨盤は、内臓の位置を保つはたらきがあります。
骨盤がゆがんでいると、本来の位置よりも内臓が下垂してしまい、代謝が低下することがあります。
すると、太りやすい体質に変わり、産後太りにつながると考えられます。
●内臓への過負荷
身体がゆがんでしまうと、内臓に負担がかかることがあります。
たとえば、背骨がゆがんで猫背になってしまうと、胸郭が狭まり、肺や胃などが圧迫されやすくなります。
すると、呼吸が浅くなったり、消化不良が起こりやすくなったりして、内臓の不調がもたらされることがあります。
また、暴飲暴食などにより内臓が疲弊すると、内臓を守ろうとして体幹まわりの筋肉が緊張状態になり、結果として身体のゆがみにつながると考えられています。
●ケガ
身体がゆがんでしまうと、身体の局所に過負荷がかかることがあります。
その状態がつづくと、ケガが起こりやすくなります。
スポーツをしている方は、スポーツ外傷やスポーツ障害になるリスクが高まります。
たとえば、足がゆがんでいると、膝関節に負担がかかりやすくなるため、変形性膝関節症や半月板損傷などを引き起こす可能性があります。
日常生活をみなおしましょう
身体のゆがみの対処法
身体のゆがみが気になっている方は、次のような対処法を行いましょう。
●違和感や疲労感がある部位をストレッチ&ケアする
身体のゆがみによって、特定の箇所に違和感や疲労感を覚えることがあります。
その部位の筋肉が硬くなっていることがあるため、ストレッチでほぐしましょう。
また、入浴の際に湯船に浸かったり、疲労している筋肉をもみほぐしたりするなどでケアを行うことも大切です。
疲労感があるときは、十分な睡眠を取り、身体を休ませることにも努めましょう。
●骨盤や体幹まわりをケアする
骨盤や体幹は身体のゆがみによる影響を受けやすいため、丁寧にケアしましょう。
・骨盤のケア
①ベッドの上でうつ伏せ寝になりましょう。
②頭からつま先までをまっすぐ伸ばし、左右の足の親指とかかと同士をそれぞれくっつけます。
③おしりからふくらはぎまで足全体を内側に巻こむことを意識し、おしりをキュッっと引き締めます。
④10秒間ほどおしりを締めたら力を抜きましょう。
この一連の動作を繰り返すことが骨盤のケアにつながります。
・体幹のケア
腹筋と背筋のバランスが悪いと、さらに身体のゆがみがひどくなることがあります。
腹筋と背筋を刺激するトレーニングを行い、体幹をケアしましょう。
体幹のケアには、バランスボールをつかったトレーニングがおすすめです。
①バランスボールを膝とふくらはぎで挟むようにして、上に乗ります。
②背筋を伸ばした状態で両手を横に広げ、ボールから落ちないようにバランスを取ります。
このトレーニングをつづけることで、腹筋と背筋をバランスよく刺激できます。
●足首をケアする
身体がゆがんでいると、足首に負担がかかり、捻挫などのケガが起こりやすいとされます。
足首の柔軟性を高めるストレッチを行い、ケガが起こらないようにケアしておきましょう。
①椅子に浅く座り、つま先立ちをするような形で床に片足の甲をつけます。
②体重をじんわりとかけていき、足首を伸ばしていきます。
③足首がじんわりと伸びていることを感じたら、10秒間その状態をキープしましょう。
④反対側の足首も同じようにストレッチします。
●バランスのよい食事を心がける
食生活の乱れが、身体のゆがみに関係していることがあります。
普段の生活からバランスのよい食事を心がけましょう。
バランスの取れた食事は、主食と主菜、副菜を揃えることが基本です。
朝食を主食のパンやシリアルだけで済ませている方は、ゆで卵やサラダなどをつけることも意識してみましょう。
身体のゆがみの予防法
身体のゆがみを防ぐために、次のような予防法を行いましょう。
●適度な運動を行う
身体のゆがみを防ぐためには、日ごろから適度な運動を行い、身体をバランスよく動かすことがおすすめです。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動がよいとされています。
これらの運動は、左右の筋肉をバランスよくつかえるため、日ごろから習慣づけていきましょう。
運動は1日30分が目安です。
毎日つづけられない方は、週2〜3回取り入れてみましょう。
●日ごろからストレッチを行う
身体のゆがみは、筋肉が硬くなることが原因のひとつです。
日ごろからストレッチを行い、身体の柔軟性を保っておきましょう。
ストレッチをするときは、深呼吸をすることがポイントです。
身体が硬い方は、身体が温まっているお風呂上がりに行ってみましょう。
ストレッチをつづけると、徐々に柔軟性が高まり、難易度の高いストレッチにも挑戦できるようになります。
毎日5分程度でも構わないので、投げ出さずにコツコツと継続しましょう。
●散歩する
散歩によって全身の筋肉を刺激することも、身体のゆがみの予防におすすめです。
歩くときは、姿勢を正して胸を張り、まっすぐ前をみつめます。
着地するときは、かかとから地面につきます。
そして、重心をかかとから足の外側、小指の付け根、親指の順に移動させましょう。
地面を蹴りあげるときは、親指の先をつかいます。
このように、正しい歩き方を意識しながら散歩することで、より効果的な運動となります。
●ストレスを発散する
ストレスを溜めこんでしまうと、姿勢が悪くなることがあります。
身体を動かしたり、好きな音楽を楽しんだりするなど、ご自身なりのストレス発散法をもつようにしましょう。
●呼吸ストレッチを取り入れる
呼吸ストレッチによって、おなかの筋肉を刺激することも、身体のゆがみの予防につながります。
「ドローイン」という呼吸ストレッチに挑戦してみましょう。
①膝を軽く曲げた状態で仰向けになります。
②息を鼻から大きく吸い、おなかをふくらませます。
③限界までふくらませたら、今度は口から息を吐き、おなかをへこませます。
一連の動作を繰り返すことで、おなかまわりの筋肉が刺激されます。
天使のはねFRMTサロンの
【身体ゆがみ】アプローチ方法
人間の身体は左右ピッタリ(50対50)に対称になることはないと言われています。
51対49の比率でそこに近ければ近いほど身体の悩みに無縁で健康であると言われています。
当院ではさまざまなアプローチを通して健康に近づけるお手伝いをしています。
著者 Writer
- フジサキ アツシ
藤崎敦 - 所有資格 :柔道整復師
生年月日 :S52.7月9日
血液型 :O型
出身 :茨城県筑西市
趣味 :息子と遊ぶこと、ドライブ、神社巡り、食べ歩き、ガンプラ製作
得意な施術:トータルケア
メッセージ:あなたのお悩みを少しでも解決するお手伝いをさせていただきます!
施術案内
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整体
いまお悩みの症状は、身体のあちこちが関連したり日常生活や食習慣なども関わっていて、それらの問題に対し身体の機能が上手く働けるようアプローチし、心身ともに解放し健康で楽しい毎日を送れるようにするための施術です。
Beauty-Care整体
ゆがんで詰まってしまった体をスタイルUP、身体の機能回復を図り思い通りに動かすためのアプローチ、これらを同時に行うことで「美容と健康の両立」をして、あなた本来の身体と自信を取り戻すことができる施術です。
骨盤矯正
身体の中心である骨盤を整えることで身体のバランスを調整し、自分の身体を思い通りに動かすための第一段階となります。また、背骨や下肢の問題、内臓の問題で骨盤がゆがんでいる場合は、それらを調整することで骨盤調整をします。
学生コンディショニング
自分の身体を思い通りに動かして結果的にパフォーマンスを上げることを目的とした施術です。専門的な動きの前に、普段当たり前のように行っている立つ・座るそして歩くなどの動きを出来るようにすることで専門的な応用の動きが出来ます。身体の動きも基礎から!
産後骨盤矯正
妊娠中の骨盤は、赤ちゃんを支えるためホルモンの作用により通常より開いた状態になります。そして、産後は元の状態に戻ろうとするので、その状態を施術で手助けすることで正常な骨盤の位置へと誘導し、少しでも身体の負担を少なく育児ができるような状態にすることが目的となります。
美容整体
猫背など詰まってしまった体を、骨盤・背骨・肋骨を調整し重心と背骨を引き上げることで、見た目が綺麗になるだけでなく内臓が本来の位置へ戻ったり呼吸がしやすくなることで身体への余計な負担が減り、綺麗になりながら健康にもなれる施術です。
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